International Corporate Identity 2 + Typographic Almanac 2

Hardcover: 400 + 310 pages
Publisher: Robundo
Language: English Japanese
ISBN-10: 494761336X
ISBN-13: 978-4947613363
Product Dimensions: 30 x 21.2 x 4 cm
Release Date: 1992
Price: $100 USD (¥11,000 JPY)
2 copies in 1 set
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Condition: good
a tear in the red cover

Design: Takaaki Bando




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The original meaning of design is to make something invisible visible, to give something without a look. Its word elements are the Latin prefi>In the design World, it is vociferously and manifestly proclaimed by most the modernism has come to its irredeemable end. Yet, we should bear in mind that modernism and the whole design genus pertaining to modernism, whether it be de Stijl orthe Bauhaus, was more than a style or a fashion. It was a movement inspired by a spirit. New thing will Iosetheir novelty as that novelty wears off with time. And though revival may be the antithesis that restores the faded novelty to its pristine sheen, it vviil not be the spring from which the flow ofthe next generation will rise. in our present time, the computer is making its inroads also into the design area at a rapid pace and bring innovations in design work of far reaching consequences. It promise to be the source ofnew designs based on the computer as a tool with built in skills. Butthe role ofthe computer in design is that of a tool, a tool of eminent convenience and aptitude. it is notthe source, the creative originator from which design take their origin.The confusion goes still very deep.
This book is more than a mere collection of records.
It is a manifest trying to cross the bridge toward the next generation.The role it attempts to play is to introduce the main‘ trends in the Cl design activities by inviting designs from all over the world. We consider as most important the originality of expression, the view that looks toward the origins which have led the expression, the philosophy and ideas behind the design activity, and the originality of this philosophy. Why
is originality so essential? The answer is that nothing short of originality has the power to shape a new generation. Before we rnoan that our present world is in disarray, let us be aware of the fact that every generation feels that its generation is
in chaos. Forthe authors of this Yearbook, nothing could
be more gratifying than the notion that it may in some form or other have given a lead in crossing the bridge toward the next generation. Only expression can go beyond expression. Finally, l would like to remind our readers that the selections and interpretations presented in this Yearbook have been made by Evolution Graphics as in the past.

8voからディック・ブルーナのMercis、Baumann&BaumannなどのスーパーデザインスタジオによるVI作品が多数収録されています。

デザインとはもともと、見えないものを見えるものにすることを意味した。
deとは前へであり、signとは徴しだという。すべてのデザイン行為は、個人であれ企業であれ、もしかすると国家であれ、その対象するもののアイデンティティという漠としたものに、
Signを見い出し、それを誰もが直に見ることのできる形態にして提示することであるのかもしれない。
その意味でCIがデザインを介して表現されることが多いのは当然である。
しかし重要なのは、他を通して自己を見い出すという行為であって、誰もが了解できる形態を悪意的に提示することではない。
ここにデザインの立脚点がなければならない。
昨今、わが国のCー活動では、従業員のモラール向上とか社内活性化のための手法という面が強調され、
企業の感性因子を統合した表現活動という側面が軽視され、生産効率や営業効率の向上という経済活動の一助として位置付けられることが多い。
差異の強調より協調することを得意とするわが国の企業風土を考えると、危ういものが感じられる。
社会に対して「閉じつつ均質化するCーシステム」 に 陥りかねない。関わるデザイナーはビジュアル・コミュニケーターでなく、
ビジュアル・プロパガンダに転落する恐れすらある。

デザイン界において、相も変わらずモダニズムの終焉が声高に語られることも多い。
しかし、 デ・スティルにしろバウハウスにしろ、そのモダニズムの系譜とは、様式や様相ではなく、精神を駆り立てる運動にあったことを忘れてはなるまい。
新奇なものは新奇な分だけ早く褪色する。リバイバルは、常に時代のアンチテーゼにはなり得ても、次の時代を切り拓く原動力にはなり得ない。昨今、急速な勢いでデザイン分野へコンピュータが導入され、作業は革新されてきている。 コンピュータがスキルを内包した道具であるため、コンピュータによつて新たなデザイン様式が誕生するかのような期待感もある。しかし、コンピュータは魅惑的なツールではあっても、デザインの源泉を豊かなものにするソースにはなり得ていない。混迷は、いまだ深い。

本書は単なる記録集ではない。 次の時代への橋渡しとなることを願って、広く世界から作品を求め、CIにおけるデザイン活動の主要な動向を紹介する役割の一端を担った。
表現のオリジナリティは もちろん表現の源泉を探る視点、デザイン活動の背景に存在する思想のオリジナリティも尊重している。
オリジナリティのないものには、新たな時代を創造する力がないと確信しているが故である。 現代は混沌としていると嘆くより、状況はいつも同時代の人間にとって混沌としていることに気づくのも大切だろう。 本年鑑が僅かにでも次の時代を導くことが示唆できるならば、このことにまさる喜びはない。デザイン表現は、表現行為によってしか超克されないのだから。最後に、本年鑑で紹介する作品の選考と解説文は、前回に引き続き、Evolution Graphicsが担当したことをお断りしておく。
1992(本文より抜粋)

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