neue haas grotesk

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[/wide] pamphlet: neue haas grotesk
1958
design: Walter Bosshardt, Fritz Buhler

GはグロテスクのG!
バーゼルのタイポグラファーたちは、ノイエハースグロテスクのために4色刷りのパンフレットを用意した。
このあとすぐに、ボッスハルトは同じレイアウトでレギュラー用にシンプルなパンフレットを制作している。さまざまなサイズの書体サンプルの行の両端を見れば、このデザイナーの仕事がいかに綿密で性格かがわかる。大文字のサンプルも、文字が行幅いっぱいにきっちり並ぶようにな単語が選ばれている。サンプルテキストの左側の地の赤い部分のデータの中には、ポイントごとに注文番号だけでなく、注文できる最低重量と、最低本数が記載されている。たとえば、8ポイントの最低重量は5kgで、最低本数はフォントスキームという字数配当表に基づき、小文字aが154本、大文字Aが52本である。
Helvetica foreverより参照

neue haas grotesk
1957年にハース鋳造所の手組み用活字として発表された。当時の名称は「ノイエ・ハース・グロテスク」 (Neue Haas Grotesk) というもので、これは「ハース社の新しいグロテスク(サンセリフ)」という意味であった。1960年に、名称を変更し Helvetica としてステンペル社から発表された。

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