Paperback: 151 pages
Publisher: Sendenkaigi
Language: Japanese
ISBN-10: –
ISBN-13: –
Product Dimensions: 28.8 x 21 x 1 cm
Release Date: 1976
Price: sold
Simply put, the core of Mazda’s CIS is a corporate-level design system.
This project has always aimed to achieve a double goal: on the one hand, actively seek to improve the image of the company and brand, while on the other hand thoroughly standardize design and aim to reduce costs.
It is clear to everyone that to develop an efficient image strategy in Japan’s automobile industry, which is essentially an oligopoly between Toyota and Nissan, it is necessary to create a strong selling point that no other company has and carry out intensive communication activities.
マツダのCIシステムをまとめたものです。コーポレートカラーの選考プロセスやシステム導入にあたっての効果測定の検証など非常に興味深い内容が詰まっています。
ひと言でいってマツダのCISの根幹はコーポレート・レベルのデザインのシステムレベルである。
このプロジェクトは一方で企業やブランドのイメージアップを積極的に図りつつ、他方でデザインの標準化を徹底して行い、コストダウンを狙っていこうという両刀使いを常に目標としてきました。
トヨタ、日産といういわば2社寡占のわが国自動車業界の中にあって効率的なイメージ戦略を展開していくためには、他社にない強力な訴求ポイントを創りあげ集中的なコミュニケーション活動を行っていかねばならないことは誰の目にも明らかである。
ただこの際……
本文より
パオス代表
中西 元男
CIプロジェクトメンバー(一部抜粋)
レイ吉村(シンボル・マーク)
桑山弥三郎(書体デザイン)
PAOS
松永真(商品名書体)
石山修武
乃村工藝社
目次
CHAPTER・1
まえがき
プロローグ:なぜCIを始めたのか(福村満)
東洋工業の文化大革命(中西元男)
ベーシック・システム:コーポレート・シンボル
専用書体
商品名書体
指定書体
コーポレート・カラー
アプリケーション・システム:建物・設備
標識・看板
容器・包装
製品・部品
車輛・船舶
事務用品
広報・広告
CHAPTER・2
CISへの基礎活動:新マークの誕生
CCC
プロジェクト・イライザ
プロセス上の仮マークの使用
CIS制作
CHAPTER・3
シンボル・マーク完成へのプロセス:ベーシック・エレメント
ベーシック・タイプフェースの制定
コーポレート・カラーとコンセプト
新しいテクノロジーへの試み(その1 店舗・設備):アプリケーション・エレメント
新しいテクノロジーへの試み(その2 標識・看板)
商品のCI化(その1 容器・包装)
商品のCI化(その2 製品・部品)
動く標識(車輛・船舶)
システム管理と作業の合理化(事務用品)
マツダ人の顔づくり(制服・制帽)
ひそかなるCIS導入(広報・広告)
進め方のむずかしさ
エキジビジョンに見る展開例
CHAPTER・4
人間+人間のCI作業:エピローグ
順次導入の積極的理由
社員の声にみるCIS/東洋工業の主なあゆみ
CIプロジェクト
さいごに
協力者一覧